通常のエアコンクリーニングと当店のエアコンクリーニングの違い・・ – 店主のブログ – 大阪のエアコン ・ハウスクリーニング店 クリーン・サービス・ツジイ
今日は、取り外し完全分解クリーニングを3台
クリーニングしました。 ( ̄▽+ ̄*)
日立が、2台と三菱ビーバー(重工製)です!
今日は、時間的に余裕があるので、通常のエアコンクリーニング
との仕上がりの違いを検証してみます。
対象のブツは、日立RAS-N25V(2006年製)です。
正面の化粧カバーを外した状態です。
ヤニ汚れが素敵なレベルです ( ´艸`)
大阪でごく標準的なエアコンクリーニングって、この状態で
施工するのが主流です。
とりあえず、全て分解してみました。
アルミフィンは、ヤニ汚れ、ドレンパンにはカビ汚れがありますね!
電装系(基盤・モーター)を残して、再び組み付けました。
現在行われているエアコンクリーニングに近い分解状態で
洗浄してみます。
使用洗剤は、当店のエコ洗剤、洗浄圧は、当店の通常圧より低い2.0Mpa(20KG/cm2)
洗剤の濃度は、当店標準より若干薄めです。
但し前処理に高濃度を塗布してブラッシングしています。
(イメージ的に、よくあるエコ洗剤に近づけてみました。)
下から、ファンとその周辺を洗浄しています。
およそ10Lの洗剤とすすぎに10L以上使って終了
仕上がりの画像です。 一見キレイになりましたね~
では、もう一度分解してみましょうか!
ありゃりゃー かなり汚れが残ってますね~ (;´▽`A
特にドレンパンの汚れってほとんど残ってるんじゃないですかね~
表からみればきれいだった、熱交換器の裏側も・・・・
明らかに、汚れが残ってますよね~ (-"-;A
多分クリーニングしてる方々も洗浄後のエアコン内部のイメージって
分からない方が、ほとんどだと思います。
丁寧に、しっかり、エアコン用の洗剤(多くは、銀N)を使って
講習会どおりにやってるから!大丈夫!!て所が多いのでは?
銀Nを使えば、もう少し結果は変わってたかも知れません
それに良くエコ洗剤として使われてる物を使用してもね!
ただ、銀Nは、強力で、希釈によりますが、アルミが溶けて変色
します。それにしっかりとすすがないと、腐食の原因にもなります。
この事を理解してる人も何人いるのかな~?
それと巷のエコ洗剤は、使い方を正しく理解してなければ
このヤニ汚れも除去できないですよね~
エコ洗剤を使用してるだけで、汚れが除去出来なければ
あまり意味が無いと思いますが・・・
さて、取り外してもう一度洗浄していきます。
それなりに汚れたドレンパンは、いくら圧を上げて洗剤を吹き付けても
汚れは除去できません、やはりブラシやスポンジで軽く擦ってあげないと
無理です。(これは私の経験上の結論です)
洗い直してきっちりと汚れを除去しました。 (*^ー^)ノ
当店では、こうして取り外したエアコンの完全分解クリーニングを
行っていますが、壁に設置した状態でもこれに近い仕上がりが出来るよう
色々と検証しながら作業しています。
いくら丁寧に、洗浄してもドレンパンとファンを外さなければ
取れない汚れがあります。
当店の考えとしては、安くて半年もすれば臭いがするエアコンクリーニング
って、何かおかしいと思います。設置状況・使用環境によりますが、
しっかりクリーニングをすれば2~3年は快適に使えるように思います。
きちんとした、エアコンクリーニングの出来る方々が増えていって欲しいと
願っています。 o(^-^)o